ELDEN RING感想

タイトル

ELDEN RING

 

プレイ時期

2022/2-2022/3

 

ジャンル

アクションRPG

 

概要

DARK SOULS』シリーズの王道進化を目標とした完全新規のタイトルとして開発。ロードオブザリングベルセルクのようなダークファンタジーの世界観をもつ本作はゲーム難易度や立体的かつ複雑なダンジョンといった要素を前作から継承しつつ、広大かつ極めて自由度の高いオープンフィールドを採用したアクションRPGである。

 


気に入っている点

①圧倒的なビジュアルで描かれた景色や、ダークファンタジーで登場する城や城下町、魔術学園、洞窟などのダンジョンのステージをこれでもかと取り入れ自由に探索できる。やりごたえに度肝を抜かれた


個人的に一番好きなダンジョンはストームヴィル城である。正面から攻略するもよし、城壁からこっそり侵入するもよし、隠し部屋の探索や要所にいる爛れた樹霊や騎士などの中ボスの攻略など最高であった。

その他にも魔術学園のホグワーツ要素や、ホラーテイストで用意された火山館攻略など好きなステージが尽きない。


 

②剣、大剣、弓をはじめとし選択できる武器の自由度の高さやキャラビルドによって使用する武器特性を伸ばして攻略する楽しむことが可能である。

 


③攻略しがいのある豊富すぎるボスキャラの数々や、常に緊張感が抜けない攻略ルートはこの世界観への没入感をより高め、意識とゲーム内の世界が一体となる感覚を覚える。難易度が高く、道中のステージ一本をクリアするため折れない心が必要であり、精神肉体共に疲弊してしまうが、それ込みでこのゲームの醍醐味がある。

ただし、超速で魔法矢を打ってくる牛野郎は絶対に許さない。


 

④ストーリーは神話の要素や、ロードオブザリングなどのミックスしたものとなっており、重厚感あるものになっている。攻略中は本筋以外はほぼほぼ語られず、考察サイトを見ないとわからない。しかし最高の雰囲気を楽しめる。



⑤ギデオンや狼男(名前忘れた)など仲間かと思っていたNPCが裏切り敵対し、時には侵入者として侵入してくるなどの熱い展開があるところも評価ポイントである。

 


改善して欲しい点

①強いて言うならば、自分は見つけたダンジョンは全てクリアしていかないと気が済まないが、寄り道可能なルートが多すぎ、サブのダンジョンをクリアしすぎて本筋の攻略が容易になり過ぎてしまった箇所が出来てしまった(そのかわりラストダンジョン付近では鬼の様な強敵(ザコ)がワラワラいた)のと、本筋攻略に疲れてしまって少しダレてしまったという点がある。

ただ、これはオープンフィールドの宿命でもありこの欠点をどのように解決していくのか、今後発売するゲームを注視していきたい。

 


②本筋のストーリーやサブイベントを追う痕跡、形跡が非常にわかりにくく、もう少しわかりやすい形で散りばめて(ここ重要。全てを説明したり、手取り足取りシステムを用意する必要はない)プレイヤーを導いてほしい。

 

 

総評98/100

現在発売されているゲームのなかで世界観、スケール、ビジュアル、システムどれをとっても最高峰の完成度の仕上がりとなっており、間違いなく2022年度GOTYになる作品である。

マイナス分は上記の改善して欲しい点で述べたものだが、この欠点が霞むレベルの内容であり、記憶を消してもう一度やりたい。

こんな名作を生み出してくれたこれまでの全てに感謝するぜ。

サイコブレイク2感想

 

 

タイトル

サイコブレイク2

 

プレイ時期

2020/1-2021/3

 

ジャンル

ホラーアクション

 

概要

前作で悪夢のような体験をし、家族·仲間·地位、全てを失った元刑事カステヤノスは自暴自棄になっていた。

裏切り者となった元相棒と出会い、最愛の家族を取り戻すことが出来ると説得され再び地獄へと戻っていくことになる。

 

気に入っている点

①不死のゴーストに追われる緊張感や閉塞感がクセになる。

 

②前作と比べて探索エリアが広く感じる+マップの探索要素があって楽しい

 

③武器集めや武器成長システムがワクワクする。

私はショットガンの安定感·爽快感が好きで良く多用していた

 

④要所のBGMでクラシックを起用することで不気味さをさらに演出していた点

前作から引き続き、セーブポイントで流れるドビュッシーの月の光がなんとも言えない雰囲気を作っている。

 

⑤前半のボスにカメラ撮影が好きなサイコパス(基本的に登場するキャラクターは全員サイコパスなのだが)とクラシック(G線上のアリア)は相性抜群の不気味さと狂気を感じさせる演出となっており、花まる満点ものである。

 

改善して欲しい点

①前作のような狂気や絶望感がやや薄れている。

要所に出てくる共闘してくれる仲間の存在や、市民の存在によって絶望感が緩和されている。

 

 

②もっさりした操作感

煙幕エリアは画面酔い必至。この演出も相まってのホラー演出なのかもしれないがもう少し小気味良い操作感やインターフェースにして欲しかった。

 

 

 

総評60/100

悪くはないが、前作の狂気を超えてくる尖った作品にして欲しかった。

特に前作にあった、セーブポイントにいても安心できない不安感は欲しかった。

 

サイコブレイク3があるならホラー要素、狂気度、不安感に立ち返って開発を進めて欲しい

 

キングダムハーツ3の感想

キングダムハーツ3についての評価と感想を述べていく。

 

タイトル

キングダムハーツIII

発売時期

2019年1月25日

プレイ時期

2020年12月〜2021年1月

 

 

ゲーム概要

本作はキングダムハーツ(KH)2からの続編となっている。大筋としては主人公のソラ、ドナルド、グーフィが各ディズニー世界へと冒険していく。

ダークシーカー(闇の探求者)編終結の物語となっており、マスター・ゼアノート率いる真のⅩⅢ機関(13人の闇の探求者)とソラ達光の守護者(7人の光の守護者)の最終決戦が描かれている。

 

 

評価について

良かった点

1グラフィック面

ディズニーキャラ、ワールド、背景が前作からより高精細に、より鮮やかになっている事。トワイライトタウンでの夕暮れの景色や、サンフランソウキョウの摩天楼、トイボックスの玩具屋などの雰囲気はかなり良かった。

 

2戦闘

ノーマルモードでプレイした感触として、本作はアトラクションやキーブレードが持つ特殊能力による派手な戦闘演出、敵撃破時の爽快さが増しており、丸ボタン連打でマンネリ化しがちな戦闘時への配慮が製作者から感じられた。

 

また、キーブレード変形によるアクションはプレイしていて小気味良く、戦闘時のストレスを感じにくい仕上がりになっていた。

 

3音楽

キングダムハーツシリーズBGMを担当した下村陽子氏によるアレンジは、キングダムハーツの世界観にマッチしていた。

また、宇多田ヒカル氏によるメインテーマ「誓い」は曲単体としての完成度の高さも相まって、キングダムハーツの世界観ととても合っていた。

 

悪かった点

1ストーリー

KH1、2以外の前提知識が必要とされる場面が多い、断片的にでしか説明していないかと思えばラストで畳み掛けるように急に整理しだす。(プレイヤー側に察っせずに、主人公が直接説明しだすため、学校の授業を受けている感覚になる。)

 

主人公と拮抗するライバルの存在(KH1のリクのような存在)や謎多き強敵の存在(KH2XIII機関)に挙げられるような、魅力的なキャラクターが少ない。

 

主要とされるキャラクターが敵サイド、味方サイド共に、魅力的でないキャラクターが過剰に存在しており、キャラクターの整理が追いつかず感情移入しにくい。

 

特にXIII機関のキャラクターは前作(KH2)で倒しており、今作で何事もなかったかのように復活している事で、戦闘や物語への緊張感が薄れている。

 

2アビリティシステム

KHシリーズで踏襲しているAPによるアビリティシステムだが、本作ではAP増加アイテムの入手が容易であり、スキルの選択幅が少なかった。

そのため、自分好みのスキルを如何につけるかという観点や、バトル時のコンボを考慮したアビリティカスタム等の面白みを潰しており、戦略性を楽しみたかったという点で残念であった。

 

3ムービーの多さ

明らかにムービーが多い。5分ムービー→30秒プレイ(エリア移動)→またムービーという箇所が随所に見られて集中が途切れやすい。

 

 

総評(45/100)

点数をつけるなら100点中45点である。

理由は上記に記載しているが、ストーリーの出来が不完全過ぎた。グラフィックやBGMの完成度が高かっただけに残念でならない。

 

物語の説明に関しても、ルシがファルシコクーンがパージ※的な説明が多いうえ、サブストーリーである作品を紐解いた前提である作品作りは、個人的にはナンセンスである。

 

※(専門用語連発によりプレイヤーを置いていくというFFXIIIのネタの一つ。ディレクター野村氏の得意技である。)

 

最後の敵主要キャラとのバトルも、あれだけ多い敵キャラクターをバーゲンセールが如くまとめて一気に何人も葬りさるのは情緒に欠ける。

 

(ロクサス復活は少しワクワクしたが)

 

ストーリーが難解であるが、何故か今作はボリュームが少なく感じるというある意味矛盾した感想を持った本作であった。

オリンポス、パイレーツ、100エーカーの森は以前の作品でも出てきたワールドであるのに何故また?という気にさせられる。

ダブっている分を他にまだ登場してい新たなディズ二ー作品のワールドを登場させるだけでも満足度は上がったのではないかと感じる。

 

 

グミシップでのシューティングも要らないと感じる。その分をエリアの探検場所を増やすか、新ワールドを作って欲しかったと感じる。

 

 

最後に、ソラ編は一度区切った上で、新章にしても良かったのではないかと思う。

 

個人的には、本作よりもグラフィック面は劣るがKH2キングダムハーツシリーズ内で最高傑作であると改めて感じたためオススメしたい。

 

KH1のもっさり感を我慢してプレイした後の爽快感が堪らない、ストーリーやボリュームの多さ、キーブレード二刀流での戦闘のワクワク感は、何度もプレイしたくなる作品の一つである。

 

KH2へと話が逸れたがKH3の感想は以上です。

ブログについて

目的

このブログはゲーム、映画、ドラマ、漫画等をあれこれ好き勝手に評価、感想を述べることで、内容を整理、記録しておく。
 
特に形式は設けずその時思ったこと、書きたいことを書いていく。
 
思い出したことを書いていくこともある。
 
話のネタの引き出しとして活用できたらと思う。